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奇門遁甲時盤

奇門遁甲「時盤」とは?

時盤とは、1日を2時間ごと(十二時辰)に区切った盤で、合計12個の時盤が存在します。

影響する時間範囲は、前日の23:00から当日の23:00直前までの24時間です。

  • 具体的には、
    • 23:00〜01:00(子の刻)
    • 01:00〜03:00(丑の刻)
    • ……
    • 21:00〜23:00(亥の刻)までがその日の時盤範囲。

各2時間(=一刻)で吉凶が移り変わるため、時盤の吉凶を見極め、適切な時間に行動することが極めて重要とされます。

奇門遁甲では、「時盤を制する者が、奇門を制す」とまで言われ、日々の行動に取り入れることが開運の鍵になります。

時盤をさらに深堀:時盤の用途と効果

中国・台湾における時盤の使い方

本場中国や台湾では、時盤は一撃必中の戦略的占術として使われます。

  • 婚姻の出発時間
  • 企業の登記や開業時刻
  • 皇帝・将軍の出陣時間
  • 重要な決断のタイミング
  • 旅行などの出発時間または到着時間を決定
  • 新居への入室時間を決定(中国式引っ越し術)

つまり「その時に行動を開始すること」こそが運を左右するという思想です。
そのため、移動距離や滞在時間は問題にされず、盤の上で「吉の組み合わせ」が出た時間に動くことが重視されます。

◎ 日本における時盤の使い方

一方、日本では、時盤はより柔軟かつ日常的に使われています。
たとえば、

  • 「生門」が南に出たので、昼食をとりに南方向のレストランへ行く
  • 朝、吉方に30分散歩することで“運を取りに行く”

など、日常の小さな行動を“開運行動”として積み重ねる使い方が主流です。

これは「微運を積み重ねて、大運に育てる」という日本人らしい発想によるものです。

時盤の移動距離の目安

日本では、時盤の効果が表れる移動距離は、おおよそ300~400m(徒歩で5分程度)から有効とされています。

これは移動手段を問いませんので、徒歩・車・自転車・電車など、どの手段でも構いません。

参考までに、日盤では50km程度の移動距離が必要とされるため、時盤は300m〜50km未満が基本的な範囲といえるでしょう。

筆者の実体験では、5分〜1時間程度の移動を目安にすると、より実感を得やすいと感じています。

なお、移動距離が30km〜50km程度に及ぶ場合は、時盤と日盤を併用するのもおすすめです。

🚶‍♀️ ポイント
「吉方位へ移動すれば、きっと良いことがある」というポジティブな気持ちで、軽やかな波動で行動することが、運気アップのコツです。

時盤の滞在時間について

日本では、時盤を活用する際の滞在時間は、最低5分~最大1時間以内が理想です。

もし1時間以上滞在してしまうと、その滞在地が新たな起点(出発点)と見なされてしまうため、運気の流れに影響が出ます。

時盤を利用して得られる効果

奇門遁甲では、方位ごとに配置される「八門(はちもん)」によってその方位の性質が決まります。
日盤・時盤でその方位にどの門があるかを確認し、目的に合った門へ移動するのが基本です。

門の種類効果・象意活用例
開門開運・発展・始まり勝負、起業、開店、新しい挑戦商売繁盛、求財など
生門成長・金運・健康財運UP、求財、治療、育成、面接・就職活動、商売繁盛、など
休門癒し・安定・休息疲労回復、温泉、安静、リラクゼーション、結婚、交際など
景門感性・美容・芸術美容院、アート、SNS映え、広告活動、結婚、交際、試験など
杜門停滞・慎重・秘密隠れる、隠密行動、書斎、研究、慎重に準備したい時、災難を避けたい
傷門刺激・トラブル警戒・戦術・避けるべき時、訴訟、借金の回収など
驚門変化・驚き・ひらめき新アイデア、感覚リセット、出会い、訴訟、借金の回収など
死門終了・別れ・断捨離縁切り、終焉処理、不要物処分、不幸事、喪関連など

まとめ:「時盤」は最も身近で強力な奇門活用法

奇門遁甲は「どこへ行くか」「いつ動くか」で運気を変える時空の技術。
その中でも「時盤」は、今日・今この瞬間に使える、最もフットワークの軽い盤です。

  • 本場中国のように“一撃必中”のタイミング戦略として使う
  • 日本式に“積み上げ型”で日々の開運ルーティンとして使う

――どちらも正しく、あなたの生活スタイルや目標に応じて選ぶことができます。
まずは今日の「吉時」と「吉方位」を調べ、ちょっと動いてみる。そこから奇門遁甲の旅は始まります。

この機会に、奇門遁甲の定番である「日盤・時盤セット」をぜひお試しください。

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